FileMaker Server作業記録9: ワーカーマシンを変更する際にSSLを簡単に移植する

 

概要

(1)ワーカーとして運用してるサーバーを別のサーバーに移転するとき、前と同じことをすれば同じ環境を設定できる。

(2)しかし、SSLを導入してる場合は無駄な費用や時間をかけてSSL証明書を再度発行しなければならないのかというと、その必要はない。

 

準備

(1)FileMaker Serverをワーカーとしてインストールし、マスタマシンで構成の設定をする。
※詳しくは過去の記事を参照。

(2)サイトのディレクトリを作成してIISでの設定(SSL以外)をする。
※詳しくは過去の記事または旧ワーカーマシンを参照。

(3)ドメインを新しいワーカーマシンのIPアドレスに向ける。
※反映されるまで少し時間がかかる。

 

証明書のエクスポート

(1)旧ワーカーマシンで、IIS->コンピューター名->サーバー証明書

(2)移植する証明書を選択し、操作->エクスポート
エクスポート先 : 任意(これで生成されたpfxファイルを新ワーカーマシンにインポートする)
パスワード : 任意(新ワーカーマシンにインポートするまで覚えておく)

 

 

証明書のインポート

(1)旧ワーカーマシンで生成したpfxファイルを新ワーカーマシンの任意の場所に置く

(2)新ワーカーマシンで、IIS->コンピューター名->サーバー証明書

(3)操作->インポート
証明書ファイル : pfxファイルのパス
パスワード : エクスポートのときに入力したパスワード
証明書ストアの選択 : “個人”
この証明書のエクスポートを許可する : 任意(また移植することになったときに必要なため”on”推奨)

 

 

 

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